樹の水彩画展 [Ⅱ]





うちには、樹に関する本が、20冊近くあるんですが

いずれも私が購入したもので

山や里山や街中を歩いていた時に「おや、この樹は?」と思った時に

その樹の名前を調べるために買い足していったものです。


なかでも、座右の書となっているのが

「原寸図鑑 葉っぱでおぼえる樹木」濱野周泰監修

柏書房2005年刊 定価(本体3,400+税)

で、その後ろ扉の裏には、こんなメモが書かれています


…図書館で見つけて、老後の楽しみ(?)用に注文購入…


でも、この本は大型本で持ち歩きには不便なので

最近では、

「葉っぱで見わけ 五感で楽しむ 樹木図鑑」林将之監修

ナツメ社2014年刊 定価(本体1380+税)

「樹皮ハンディ図鑑」梅本浩史著

永岡書店2013年刊 定価(本体1200+税)

をザックに入れて、里山や裏山を歩いています。







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「これがオロチ桜です」

女房のリクエスト同行で、曇り空の下、

北鎌倉の台峯緑地に”オロチ桜”を見に行って来ました。

で、ウォーキングシューズで、たった14,000歩ぐらい歩いただけなのに、

もう右ヒザがシクシクと痛み始めました。

……本格的な山行は、いつになったら?






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「山稜のマメザクラ」

この時季に、サクラを見れるのは、山ヤの特権でしょうか

……富士、箱根、丹沢山系にしか咲いていないマメザクラは、

別名を”フジザクラ”とも呼ばれ、その名のとおり、

残雪遠景の富士山に、よく似合います。

(丹沢の最高峰蛭ヶ岳の下降道で、手前の山は檜洞丸)






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「虎屋の老タブ」

近くに、虎屋の保養所があり、

道からも見れる中庭に幹が異様に太い老タブが茂っているのですが。

最近、しきりに土建業者(?)の車が止まっているので

…不安になり、入っていって聞いてみると、

「ああ、建て壊して更地にはしませんよ。内装をいじってるだけ」とのこと。

ああ、この樹も生き延びたわけだ。

ところが……樹の裏側に回ってみて、驚愕しました!

(太い幹の中はほとんど空洞で、葉が茂っているのが不思議なぐらい)






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「アブラチャンの純林を歩く」

これだけ見事なアブラチャンの純林を歩くのは、初めてだった。

おそらく、その名を聞いてもほとんどの人は知らない高指山(たかさすやま)を

目指しての、静かな山道。






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送梅もまた樂しからずや」

三浦アルプスの一番長い沢をツメて、尾根に出てから、フィナーレは田浦梅林へ。

この頃は”送梅”と言うのだそうで、

盛りを過ぎた梅の花に、感謝を込めて観梅することとか。

ね~っ、それもいいけど、早くお弁当にしようよ~。






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「巨木の山桜に出会う」

あえて、この巨木の場所は書かないことにします。

なぜなら、人気がない山道だから根の周辺もそんなに荒らされずに、

こうして、何百年(?)も生き長らえてこれたのだろうから。

…耳を澄ませば、古都の喧騒や電車の音が聞こえてくる、

そんな場所なんですが…






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「ウバメガシの岩尾根」

この素敵なウバメガシの岩尾根は、沼津アルプスの鷲頭山という

山頂に向かうあたりにあるんですが…。

2日前に降った雪がまだ残っていて、

足元はグジュグジュ、グチャグチャでけっこう大変でした。






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「霧雨の杉林」

いつもは、山道が薄暗い杉林にさしかかると、なんとなく

嫌な気分にとらわれていたが、

霧雨の中を下山していくと、ガスのかかった杉林のたたずまいに、

一瞬足を止めてしまった。

内心、「これは絵になる!」 と思ってしまった。






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「新緑のブナの林を歩きたくて」

臨時バスが出るほどの登山者が、この山域に入ったハズなのに……

マイナー(?)な尾根を歩いたおかげで、出会ったのはクマの爪痕と糞(?)と、

まるで熊さんという感じのベテラン登山者一人だけ。

で、お目当てのブナの新緑は、もう、たあ~ぷりと楽しめました。

下山後も、混んいるだろう日帰り温泉施設はパスして、偶然見つけた1軒宿の

温泉に入らせてもらったら……広ろ~い湯船に、

私一人の貸切状態でしたァ。






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「一本松無情」

私は、直接大震災の被害を体験していないので、コメントする立場にないのですが……

枯れてしまった木を根元から切断し、人工的な防腐加工をしてから、

グラスファバーの芯棒に輪切りにした幹を、ダルマ落としのように通して、

接着する……という記事を見て、

こころが痛みました。「奇跡の一本松」は、写真や絵画で後世に残せばいい

のではないか。

そんな、みにくいモニュメントは見たくない、と私は感じました。







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「柿の木に惹かれる」

わたし、たぶん、果物の中で柿が一番好きなんだとおもう。

なので…秋になり、たわわに実った柿の木を見ると、

ついその風情に見惚れてしまう。

……ついでに、こっそり近くによって、手を伸ばして……

(コラ! その行為は、たとえ1個といえども、盗人だぞぅ )






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「烏森」

美術の時間割のなかに「烏森での写生」というのがあって、ここへ出かけるのが楽しみだった。

この森、正式には「鵠沼皇大神宮」の裏にある鎮守の森で、高校からは歩いて5分ぐらい。

樹齢何百年というタブやケヤキが残された静謐な場所。

どんな絵を描いたのかは……まったく覚えていないんだけれど、木漏れ陽と

時おり、首筋をとおり抜けてゆく涼風の感触が……今でも、どこかに残っています。






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「 駅 前 桜 」

改札を出たら、目の前に、満開の見事な桜が咲いているなんていう駅は、

そうザラにあるわけじゃありません。この桜が散り始めると、

私の”寒メジナ釣行”も終わり。「…今年も、楽しい時をありがとう!」という感じ。






ご来場ありがとうございました



なお、更新日を暫定的に7日・17日・27日にしてきましたが

今後の更新は”適時”となります。

なので、できれば「フォロー中のブログ」に登録していただき、

更新を自動チェックしていただけたらとおもいます。






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by shimasaan | 2017-11-27 06:30 | 山の水彩画 | Comments(4)
Commented by dojyou38 at 2017-11-27 15:59
たくさんの爽やかな絵を見せて頂いて有難うございました。
私は絵は描けませんが、巨木には何時も敬意を払って、
遠くから眺めたり近寄って触ったりしています。

木は好きでも私も一本松をあのような形で残すのは邪道だと思っています。

それにしても何時も奥さんと二人で山旅が出来て羨ましい限りです。
私の家内も山は嫌いでは無いのですが脊椎損傷で長歩きが出来ません。

Commented by shimasaan at 2017-11-27 16:38
dojyouさん、いつもご来場ありがとうございます

私、人物を描くのは苦手なんですが…まあ、画家の絵ではないので、山の絵には、女房が登場することがしばしばで……
普段はけっこう喧嘩もするんですが、なぜか山に行くと仲良しになり、というより、そーゆーことにエネルギーを浪費したくない、みたいな感じですかね。
長歩きが出来ない奥様でも、葉山にお住いなら、周辺を散歩するだけでも気分は晴れる(?)と思いますので、天気がよい日にはぜひお二人でお出かけください。

Commented by pallet-sorairo at 2017-11-27 21:30
アブラチャンの純林とは、
鉄砲木の頭から高指山へ向かうあの道でしょうか。
葉をすっかり落として整然とした雰囲気の林を作っている木は
なんだろうと思っていました。
花のころに行けばぼぉっと煙るような黄色で包まれそうですね!
Commented by shimasaan at 2017-11-28 06:35
palletさん、いつもご来場ありがとうございます

そうです、あの整然とした雰囲気の林です。私たちは、北から南に歩いていたので、ちょうどゆるやかな登りだったので、ゆっくり鑑賞しながら歩きました。
そうですね、花の咲く頃にもう一度歩いて見たい場所ですね。
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地図を読みながら、不安な両ヒザをだましだまし、血糖値を管理しながら、さらに緑内障の進行をくい止めながら、それでも楽しく山を歩きたい。


by shimasaan
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