ハヤチネウスユキソウを見に [観光編]





調べてみたら、早池峰山は東京からだと夜行バスで行き、

帰りは新幹線を使って、<日帰り登山>もできる山のようだ。


けれど、せっかくの3連休だし、岩手県なんてめったに行かない

地域なので、<百名山ツアー>のような山行はやめて

ゆっくり、たっぷり、のんびと山旅を楽しんでこようと思ったのです。



が、問題は、まず天気予報。

1週間前の予報では、3連休は曇り・雨・雨だったのに、

4日前には、曇り・曇り・曇雨になった。


で、急きょ、宿の手配をしてみたら………

なんと、3連休初日の土曜日は

盛岡、花巻、一関、水沢などの駅近のホテルは、すでに全部満室!

予約OKなのは、盛岡や花巻近郊の温泉宿の1泊2.5~4.5万の部屋のみ。

「宿がとれないんじゃ、この連休は諦めよう」ということに



ところが、金曜日の早朝、試しに検索してみると、

水沢駅近の「ホテルルートイン奥州」の禁煙コンフォートツイン¥17,000が

1室予約OKになっていたので、(ちょっと割高だったけど)即く予約。

さらに、日曜日の夜も、あちこち探しまわり盛岡からバス30分の繋温泉の

温泉民宿が(夕食はナシ)という条件で予約OKとなった。



で、新幹線の指定席なんて、もー当然取れないので

行きは、仙台まで「やまびこ自由席」で行き、そこから東北本線のドン行で

かねてからウチの奥さんが行ってみたいと言っていた「平泉」で途中下車して

観光をしてから、夕方に水沢へ。


翌朝は、花巻駅前から1本だけ出る「早池峰山直行バス」で行き、

帰りは下山口から、やはり1本だけある「盛岡駅直行バス」で、市内で夕食を食べてから

温泉民宿へということになった。



さて、前置きが長くなりましたが、土曜日の新幹線はラッキーにも座れて






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平泉では、世界遺産の「金色堂」や「毛越寺庭園」などを巡回バスには乗らずに

約16300歩も歩いて……夕方、水沢駅近のホテルへ。

シャワーを浴びたら、さすがに疲れがでてホテル内で夕食。






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さて、翌日は朝から雨。

でも、とにかく花巻駅前のバス停に行くと、な、なんと、この連休中は直行バスは

出ていない?! (そんなバカな、と思ったけどこれは運行日をしっかり確認しなかった
私のミスだった)


でも、今からじゃ、盛岡発の直行バスにはもう乗れない……

急いで<山で遭難したとき用>に持ってきたガラケーを取り出してバス会社に問い合わせ

ると、盛岡駅発12:40の遠野・大船渡行き特急バスで、途中の大迫で乗り換えれば

14:54に山麓の岳につくという。


で、今夜の温泉民宿にキャンセルの電話を入れてから、盛岡駅へ。

駅の観光案内所で入手した、岳に1件だけある「峰南荘」へTELすると、本日は団体客が

入っていて泊まれない…けど、下の民宿だったら、と教えてもらった「大和坊」へ

TELしたら、泊まれます!とのこと。

まあ、とにかくこれで、明朝は早池峰山に登れそう。






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でも、バスが出るまであと3時間もある。

じゃ、市内観光でもしようかと観光マップを手に、かなり強くなった

雨の中を歩き出して、まず「盛岡城跡」へ。で次に、この日だけ特別内覧できるという

東京駅のような「岩手銀行赤レンガ館」の内部を見学。

さらに、旧市街の面影が残る「紺屋町通り」を歩いて行くと……






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おお、かって私が愛飲していた「七福神」の蔵元があるではないか。

しかも、蔵の前の酒屋には、地元ブランド「菊の司」のワンカップが……

もうこうなったら飲まない手はありません。

……たった、カップ(3分の2)飲んだけで、もうホロ酔い気分に



で、そこのおばさんと話をしていたら、こんどは女房が驚きの声を!

彼女が大好きな画家深沢紅子の「野の花美術館」というのが、この酒蔵のすぐ裏手に

あるという。







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いやー、絵も良かったけれど、(私の凡ミスで本日山へ登れなくなったことで)

ご機嫌斜めだった奥さんも、これで上機嫌に






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そーして、駅まであと2分というあたりで、流行ってる「盛岡じゃじゃ麺」の店を

見つけて入りました。ところが、店内行列ができるほど人気店にもかかわらず

厨房内を覗くと、いたってスローペースで麺を茹でている。

………あと、バス発車まで10分。

……よ~やっと出てきた、残り8分、5分ぐらいで早食いしなきゃ!

…でも、私は小盛りだけど、彼女は中盛なので、もう必死にモグモグしても

タイムオーバー。



ところが、この雨で市内渋滞でバスは10分以上も遅れてきました。

「美味しかったのにー、半分ぐらいしか食べられなかったぁ」とグチる奥さん。



さて、途中の大迫(おおせまり)では30分の時間待ち。

待合いにボーとしていても仕方ないので、小さな商店街を歩いてみると……



「大迫特産エーデルワイン直売所」という看板が。

中に入り、エーデルワインなんて初めて聞きました…と店のおばさんに言うと

すぐに週刊朝日を取り出して、日本のワインという特集ページを開き

ワイン通の間では、プレミアムが出るほどだと力説。

じゃ、と中瓶の赤ワインを入手。


で、ブラブラと戻ってきたら、今度は「エーデルワイス記念館」というポスターを

発見。それは、バス待合室の前の雑貨屋の奥にある私設?の記念館で、

日本の女性登山家の草分けとも言える坂倉登喜子氏が、足繁くかよった早池峰山にまつわ

る数々の写真や、当時の思い出がいっぱいでした。



岳行きのバスには、今朝東京から新幹線で来たという女性3人のグループと私たちだけ。

3人は「峰南荘」に予約済みとかで、私たちはその一つ手前のバス停で降りました。

民宿は、バス停のすぐ前でした。






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夕食には、地で採れた山菜や岩魚が出て、思わずお銚子を2本も頼んでしまいました。

女将が言うには「今日はひどい雨だったのに、泊まリ客37人全員が朝一番のシャトルバスで

登ったんですよ。でも明日の午前中は、晴れ間もでるみたいだから…」とのこと。



あ~あ、よーやっと明日は、ハヤチネウスユキソウに会えそう。






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by shimasaan | 2016-07-21 15:26 | 温泉宿泊まり山行 | Comments(4)
Commented by weekend-mountain at 2016-07-22 21:39
shimasaan さん
こんばんは!ヨーロッパの色彩から、見慣れた日本の色彩に変わって「やっぱ、こっちの方が落ち着くなぁ」って勝手に思ってしまいました(^_^)
東北の山は未経験なので、ブログで疑似体験させていただきます!
Commented by dojyou38 at 2016-07-22 21:42
何時も良い旅されていますね。
ルートイン空室あってよかったですね。
私も良くルートイン利用します。
ビジネスインなのに大浴場(余り大ではありませんが)があって、
ベッドが硬めなのが気に入っています。

平泉は学生時代に2度行ったことありますが、
あれからもう60年近い、随分変っているでしょうね。
Commented by shimasaan at 2016-07-23 04:39
タケさんおはようございます

ほんとーは、平泉の「金色堂」も載せたかったのに、撮影禁止区域でダメ。「毛越寺」の庭園は、ただ広いだけで絵にならず……
ま、タケさんも、アラゼブンぐらいになったら、東北の山をのんびりと歩いて下さい。
Commented by shimasaan at 2016-07-23 04:50
dojyouさん、おはようございます

帰宅してから調べてみたら、ルートインの同じ部屋が13400円になっていました。やっぱり、連休の初日は3600円も割高でした。
それに大浴場、女房は入ったのに、私は疲れていてシャワーだけでした。

私も、30年ぐらい前に「金色堂」へ行ったことがあるんですが、その時はたしか”素のまま”のお堂を見れたのに、
今回は分厚いガラス越しでした。
また、駅前から「毛越寺」へ続く道は、条例ですべての家が建て替えられ、映画のセットのような昔風情の町並みになっていました。まあ、それのほうが観光客は喜ぶんでしょうが……
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地図を読みながら、不安な両ヒザをだましだまし、血糖値を管理しながら、さらに緑内障の進行をくい止めながら、それでも楽しく山を歩きたい。


by shimasaan
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