地球の歩き方風ヨーロッパ一人歩き [2日目]





今日は移動日です。

スイス東部の町クールから、オーストリア西部山中の村レッヒまで。

予定では、9時頃出ても、午後2時には着けるつもり、

乗り換えも2回なのでラク。






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なのに、なんでか午前2時過ぎに目が覚めてしまいました。

でもTVをつけたら、ユーロのダイジェストをやっていたので、ベッドの中から

2時間ぐらいも、すごいサッカーシーンをみて興奮ぎみ。

終わって、窓を開けと、新鮮な朝の冷気と鳥の声が……






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だんだん夜が明けてきて、旧市街の町並みが、はっきりしてきました。

ホテルの部屋は2階(日本の3階)なので、高い所で寝るのが不安な私にはピッタリ







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駅に近いホテルなので、ビジネス客のためでしょうか6時30分から朝食OK

1番に行ってみると、ほほ~、ゆでタマゴを自分の好みに茹でられるなんて






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で、これがバイキングで取ってきた、私の朝食。

なんといっても、青カビのチーズやエメンタールが取り放題なんて、いいね~

残念ながら、パン類、ジュース類はパスですが






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部屋にいてもしょうがないので、7時過ぎにホテルを出て、ブラブラと

駅へ向かいました。で、キップ売り場に行ったら……

えっ、今まさに1台早いICが出るところ。ジャアン!…でも、飛び乗りはやめて

1時間半後の、予定通りの電車にして、コンコース脇のベンチにザックを置き

キヨスク店内やクレジットカード発券機や自動販売機の飲み物などを見ていると……

どこからか、日本語が?!

そーなんです、この駅はあの人気の「氷河特急」の乗車駅で、

あ~~あ、来ました来ました、日本人や外国人の多分ツアーの観光客たちが

ゾロゾロと。






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さて、9時16分始発のICに乗りましょう。

入り口脇に「自転車マーク」がありますが…






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中には、こーやって自転車を収納する専用デッキがあるんです。

もちろん、通勤用チャリもOKなので、自宅から遠い街の勤務先まで自転車通勤も可能






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2つ目の駅で、今度はEC(国際特急)に乗り換えました。

昔か~し、このウィーン行きの列車の食堂車で、気取ってワインなどを注文し

……その後、ウェイターとあるトラブルになった恥ずかしい思い出などが

窓外を走っていきます

今見えているのは、世界最小国の一つリヒテンシュタインの辺り






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ここからしばらくは、山間のルートになります。

私は、4人がけ座席を1人で占領。隣の老婦人は、足を投げ出して熟睡中。

先の座席のセールマン風は、何かの資料をせっせと作っています。






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で、ふっと横を見たら……あれれ

この大胆な寝姿は……白いパンティまで見えてるんですけど!

めったに見られない光景なので、パチリ!とやった瞬間、パッと目を開いたレディ!

(ヤバっ、セクハラで車掌を呼ばれるかも…)

と思ったら、(なにさ、変な東洋人のオジンなんか相手にしないわょ)

って感じで、また、お眠になってしまいました。

(もしかして、この女、露出狂!?)






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長いトンネルを抜けると、よ~やっとチロルらしい山並みが見えてきました。

それにしても、2等車なのに、日本のグリーン車以上に快適なヨーロッパの鉄道って…





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「ぽっぽや」に出てくるような、鄙びた駅だったサンアントンの駅が、

立派な新駅になっていて、駅前には、フリークライムウォールまで出来ていて

びっくり。でも、あ~なんか、懐かしい故郷に帰ってきた感じ





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さて、真っ先にバンクに行ってユーロを入手しないと……

橋を渡って、メインストリートへ。

こんな田舎の銀行でも、日本の万札が両替OKなので良かったんだけど、

なぜか、もらったコインを床にぶちまけてしまい、床を這いつくばることに





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ここサンアントンは、日本の野沢温泉村と姉妹村になっていて

冬には、たくさんの日本人スキーヤーを見かけるんですが

いまは、通りを歩いている人もまばら。

来た時には、必ず1度はいくチャイニーズレストランも健在で、

なんと寿司のメニューが追加されていました






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もうお昼なので、お腹がすいたけど……と、辺りを見回したら

手頃なカフェがあったんで、(本来は禁断の)ビールとグリーンサラダを注文。

う~~ん、この地ビールの美味しいこと!






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旧駅の真ん前にあった村一番の高級ホテル「ポスト」は健在。

シカのステーキを初めて食べたのも、ここでだったなあァ…






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まだ、バスの時間まで1時間はあるし、ビールを飲んでしまったので

歩かないといけないので……ストリートを村外れまでザックを背負って歩き

戻ってきて、教会の前まで来たら…なんだか、またお腹がすいてきて


脇の、小学校の門の日陰に座って……

(そうだ、機内食でもらったおにぎりがあったんだ)と、ここで

またまた禁断のご飯を、むさぼってしまいました。






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駅へ戻って、自販機で買ったミネラルウォーターです。

このサイズで¥246 でも、気のせいかチロルの水はエビアンよりおいしい






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レッヒ行きのバスが来ました。乗客は、私一人……

と思ったら、発車直前にラゲージとザックを背にした外国人が

たくさんの乗り込んできて、ほぼ満席状態。

(ラゲージは全部バスの腹に収納)

多分、このハイカーたちは1週間ぐらい滞在して、あちこちいくんでしょうね






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バスは、基礎スキーのメッカ、サンクリストフを通って…

ベンツ製のポストバスは、坂道でも全然減速気味にならず、ぐんぐん先へ






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アールベルグ峠から、レッヒタールへ下っていきます






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乗るときに、運転手に「観光局に一番近いバス停で降ろしてください」と

頼んであったので、ごく近くで降ろしてくれました。


さて、まず今夜の宿を……

受付は4人もいましたが、一番右の、ちょっとベッキー似の女性がいいみたい。

(対応に、親切・不親切があるのでカンで良さそうな人をみつける)

私が「27年前に、ここを訪れ、その時はOLYMPIAというホテルに泊まったけれど」

と言うと、現在そのホテルは増築工事中で、レストランのみの営業になっている

とのことで、「じゃ、村の中心に近くて、安いペンションを紹介してください」

と頼むと、

1軒目は、教会のすぐ裏で絶好のロケーション。

でも、電話に出ない?(ちょうどこの時期はオーナーが休暇をとっていることが多いらしい)

2軒目も、不在で。3軒目で、OK! すぐにでもチェックインできますとのこと。






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ヨーロッパの街では、教会はほぼ街の中心に建っています。

レッヒは、ECOに配慮してこの教会の地下に巨大な駐車場があり、村中ではあまり車

が走っていません。更に、各ホテルなどを結ぶ地下通路があり、業務用の物資はその地下

道で運んでいるそうです






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で、教会の少し先の川沿いに、ペンションを見つけました。

ベランダに花がいっぱい飾られて、なかなかいい感じ。ベッキー似嬢に感謝しなきゃあ






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女将は、故愛川欽也を女にしたような柔和な感じで、ドイツ語オンリーなので(ドイツ語
が全くダメな私とは)意思の疎通に多少困難あり。

でも、部屋はとっても清潔で……ベッドに寝転んで大型液晶TVも見られるし






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何よりも気に入ったのは、この大きなバスタブ!

足を思いっきり伸ばして温泉気分を味わえるし、洗面台も広くて、下着を手洗いするには
もってこい






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窓外には、教会の尖塔と、高らかな岩峰が望めるのも気に入りました。

見下ろすと、お手伝い?のおばさんが、庭の隅を耕して夏野菜?を植えているところ


でも夕方、この地方の天気予報をチェックしたら、

明日は、晴れのち雷雨、明後日と明々後日は、なんと雨マーク!!

ああ、神さま~、なんて無慈悲なことを……


計画では、明日は山腹のヒュッテに泊まるつもりだったのに、

この天気予報、一人歩き、未知のコースを考慮して、このペンションに3泊する

ことにしてしまいました。






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でもとにかく、明日は予定のコースを歩くつもりなので、

今夕は、早めに食事をしようと出かけました。

さきほどまで、夕立があったみたい


で、手頃そうなホテルのレストランを見つけて入ると、一番奥のテーブルへ

案内されました。隣のテーブルには若いカップルが…






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メニューを見ると、やはり、お目当ての(オーストリアを訪れた日本人のほとんどが1回

は食べるという)ウインナーシュニッツェルがありました






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ま、ひらたく言えば、仔牛肉(豚肉もある)を薄く叩きのばして衣をつけバターでソテー

したトンカツなんですが。

これに、甘ま~いコケモモやラズベリーのジャムをつけて食べるのがこちら流。

もちろん、甘いジャムは禁断食。……なんですが、

やはり、このジャムをつけなきゃ、ここで食べる意味が無いので






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でもね~、シュニッツェルは美味しかったのに、一人のテーブルで黙々とディナーをとる

のって、やっぱり淋しい。

料理の写真を撮っていたら、気をきかせて、カップルの女性が「お料理と一緒にお撮りし

ましようか」と、言ってくれたけど……


帰り道は、川沿いの道を歩いてゆくと、「マディソン郡の橋」に出てきたよ

うな、屋根付きの橋があったり、ここを2人で歩いたらロマンチックだろうな~なんて

ちょっと、センチメンタルジャーニーに






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宿に戻り、明日のコースを、観光局で入手したバス時刻表と英語版のトレッキングガイド

でチェックし、早めにベッドへ。



………ところが、夜中に突然の”下痢”に見舞われて、7回もトイレに!

(あー、あのむさぼり食べたオニギリがイケなかったのかも)




(つづく)







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by shimasaan | 2016-07-05 05:27 | 海外トレッキング | Comments(6)
Commented by pallet-sorairo at 2016-07-05 08:40
楽しみに拝見しています。
で、それはゼッタイおにぎりが原因ですね。
おにぎり食べたところで「えぇっ?!」って思いましたもの(^^ゞ
Commented by shimasaan at 2016-07-05 09:59
palletさん、こんにちわ

写真でご覧のように、サンアントンは晴れてて暑かったのに…
ザックの上の方に入れておいた2日前の機内食、
なんて食べるなんて、なんという貧乏性なんでしょうか!
Commented by dojyou38 at 2016-07-05 18:19
素晴らしい景色です。
透徹した澄んだ風が感じられます。
電線が見られませんが、このような地方の町でも地中配線ですか。

朝食も夕食も美味しそう。
ブログ読みながらビール飲みたくなりました。

手近にこんなに美味しい食べ物あるのにオニギリはいけませんんでしたな~
でも、旅にアクシデント・ハプニングはつきもの。
記憶にのこる想い出になるでしょう。
Commented by shimasaan at 2016-07-06 05:05
dojyou38さん、おはようございます

私の記憶では、スイスやオーストリアやフランスなどヨーロッパの街や村では、電線というものを見たことがありません。
だから、景色がより一層スッキリと映るんでしょうね。

私は、日本でもせいぜいB級グルメに興味がある程度なんですが、やはり、その土地その土地の食材や料理を食べる楽しみは捨てがたいです。

ま、機内食のオニギリは、まさにいただけない話で……
Commented by weekend-mountain at 2016-07-07 21:56
shimasaanさん
こんばんは!素晴らしい写真の数々、思わず見入ってしまいました!氷河地形も素晴らしいですね!
「禁断の…」が多く出現してますが(^_^;;楽しんでいるの伝わってきます。
サンアントンの駅は、そのままスキー場に直結してるんですね。思わずガーラ湯沢を想像してしまいました。
それにしても、日本の高山や雪山と比べて、明るい雰囲気が最高ですね!次はいよいよ山登りですか?楽しみです!
Commented by shimasaan at 2016-07-08 05:20
タケさん、おはようございます

サンアントンの新駅は、残念ながら川を渡った場所にありましたが、歩2分もしないで、ケーブル山麓駅やメインストリートへも行かれます。
とにかく冬は、全山滑走可みたいな感じで、スキースクールにも深雪クラスがあります。
チロルは、本場アルプスと比べると、どこか親しみやすい山容なので、私のようなアラセブン向きともいえるでしょう。
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地図を読みながら、不安な両ヒザをだましだまし、血糖値を管理しながら、さらに緑内障の進行をくい止めながら、それでも楽しく山を歩きたい。


by shimasaan
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