裏山の水彩画展 [Ⅰ]



裏山を具体的に言うと、古墳がある桜山、親子で登れる二子山、

人気の三浦アルプス、葉山御用邸が見える三ヶ岡緑地ということになりますが、

三浦半島の最高峰大楠山でさえ242mですから、

ま、ごく軽いハイキング程度。ただし、三浦アルプス南尾根だけは

アップダウンが多く、冬場は首都圏の中高年の山ヤさんのトレーニングには

もってこいの場所になっています。



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「木漏れ日の道」

三ヶ岡緑地は、葉山御用邸の裏山にあたるので、南側は鬱蒼とした樹木に遮られて、

まったく眺望がきかない。けれど、曲がりくねった常緑樹と、木漏れ日の道がすがすがしいので

冬の散策にはもってこい。ついでに、近代美術館や山口逢春記念館へも足をのばせる。





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「光る海」

はじめて、この尾根の山頂広場を訪れた人は、伊豆大島があまりに大きく見える

ことに驚くでしょう。…実は、ここから私の家も見えているんですが、逆光でよくわからない。






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「アイ犬と歩けば?」

石仏の表情って、なんであんなにおだやかなんだろう。もう、なん百年も

こうして、ホホえんでいてくれるんだ……

「アイちゃん、お尻なんて向けちゃ、失礼でしょ!」




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「三浦アルプスを眺められる陸橋」

この場所、バス停でいうと「水源地入口」で降りて、坂道を登っていったあたりの風景なんですが。

昔はとても静かな山里だったのに、湘南国際村が出来てからはバイパス化した道路を

ひっきりなしに車が走っていて、ここはその道路をまたぐ陸橋の上なんです。

……ここからだと、三浦アルプスの山々が、よ~く眺められます。





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「観音塚の千手観音」

「三浦アルプス」を歩いた人なら、誰もがここで一息いれたくなる大樹の根元にある千手観音さま。

よ~く顔を見ると、なぜだか、かなり怖わ~い顔をしているんですねェ。

でも、お賽銭はここが一番あって、いつもは山盛りなんですが…(誰が回収しているかは不明)




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「櫻山村の馬頭観音」

前作の石仏の表情のふくらみがイマイチだったので、同じく「三浦アルプス」から、すこし

はずれた尾根筋にある「馬頭観音」を描いてみたのですが……いまだ、仏のみこころを掴めず。





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「畠山の三面石仏」

冬の間だけ、首都圏のトレーニング山行の山域として人気の「三浦アルプス」から、尾根ひとつ

はづれた畠山山頂に、人知れず佇んでいた石仏。…よく見ると、三面の表情が微妙に違うんです。




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「夜明けのコーヒー」

いつもだと、この夜明けの空は、だいたい磯でロッドを振りながら見ているのだけれど…

青ものが居ない今季の秋磯は、ただ、寂しく風に吹かれるだけなので…もう行く気がしない。

朝刊を読みながら、煎れたてのコーヒーを飲んでいたほうが、まだましのよう。





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「ナメ沢の遡行」

右ヒザのリハビリの治り具合のチェックを兼ねて、三浦アルプスの新ルートを

調査にいってきました。明るく開けた、美しいナメ状の沢で、「ナメ沢」と命名してしまいました。





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「残雪とヤブ椿」

なぁ~んか、女性が、イノシシ?みたいに描けてしまって、本人には見せられない絵に

なってしまいましたが…まあ、主題は、残雪の上に散っているヤブ椿なので、よしとしましょう。





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「南葉山の光」

うう~ん、あの丘の途中から眺めた午後の光を、なんとか表現したかったのだけれど……

そうだっ、あの白亜の豪邸のテラスからなら、描けるかもなあ~~~





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「樹下の二人」

あえて題名をつけるとすれば ”樹下の二人” とでもしておきましょうか。

眼下の東京湾には、大型タンカーが行き交っていまして、その向こうは千葉・茨城・そして福島…





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「ひとり、ではなくキミが…」

テレビや雑誌にたびたび取り上げられている、鎌倉の紅葉スポット「獅子舞」なんかに

行ったらすごい人出で、陣取り合戦もすごくて

こんな感じで 「ボーーーッ」 とくつろいだ時は過ごせません。

で……谷戸の奥の小径をたどり、静かで誰もいない絶景ポイントへ。




ご来場ありがとうございました。





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by shimasaan | 2015-12-14 09:29 | 山の水彩画 | Comments(2)
Commented by NyuzenN at 2015-12-14 18:16
こんにちは。
これだけの絵を入れて、ご自身のこだわりも沢山入れて、
毎回素晴らしいですね。読みごたえがあります。
楽しく読ませていただきました。
Commented by shimasaan at 2015-12-14 19:27
いちやどさん、いつもご来場ありがとうございます。

絵を描いていると、自分の気持ちや想いが、かなり素直に出るので……
上手く描けたとか、描けなかったとかに関係なく、
どれも私にとっては、自分史のようなものでしょうか。

この中で「樹下の二人」は、まだ福島原発事故の直後の放射性物質が
三浦半島上空にも漂っていた?頃で……
二人の後ろ姿に、ひとつの諦念のようなものを描きたかったのですが。
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地図を読みながら、不安な両ヒザをだましだまし、血糖値を管理しながら、さらに緑内障の進行をくい止めながら、それでも楽しく山を歩きたい。


by shimasaan
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