山歩きをしたいという女性に宛てた3つのメール



中年過ぎてから、山歩きをしたいという女性に宛てた3つのメール



うちの奥さんの友人が、

年賀状(?)で「どこかブナの林を歩いてみたい」と書いてきて、

さらに、残暑見舞いで「西丹沢のブナの原生林、ぜひ行ってみたい。

(中略)何分、登山のイロハ、持ち物も分からないので、メールでの

やりとりでお願いしたいのですが」とあったので、

とりあえず私が、装備関係のやりとりをすることになって……


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☆登山装備を揃える前のレクチャアー その1

9月に入ると、山は街中より早く秋山になってきます。
三国山稜のブナの紅葉は、10月下旬~11月上旬なので、
その前に、初秋の山を歩くのもいいかもしれません。

で、突然ですが、以下の質問に素直に答えてください。

1、あなたはどんな山歩きをしたいのですか?
  それとも、歩きたい山はどんなイメージの山ですか?

2、今後、例えば、尾瀬の草紅葉とか、夏の霧ヶ峰とか、
  1泊ぐらいで行ける山行もしてみたいですか?

3、日常的に、どのくらい歩いていますか?(夏は暑いので
  除外してください)

これらの質問は、登山専門店でも聞かれるかもしれません。
なぜなら、その回答によって、揃える装備が異なるからです。

では、よろしく。


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☆登山装備を揃える前のレクチャアー その2

9月に入ると、登山専門店の「秋山セール」が始まります。
どうせなら、その時期に割安で装備を購入しましょう。

例えば、横浜東口歩5分のカモシカでは、会員向けの
DMと専用のショッピングバックを持参すると
10~15%割引になります(ただし現金の場合)

多分、好日山荘でも同様のセールはやっていると思いますので、
ご自分の行きやすいお店に行ってください。

目安としては、1泊山行までを想定した場合

登山靴1.7万+ザック1.5万+雨具2.8万+その他ソックスなど0.5万
合計=6.5万円…1割引きだと6500円割安となります。

なお、山の雨具は”命を守るモノ”なので、ちょっと高くても
必ずゴアテックス製の上下セパレート型を購入してください。

なにか、ご質問があればどうぞ。


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☆登山装備を揃えた後のレクチャアー

さて、装備が揃ったら、必ず本番前に足慣らしをしましょう。
遠くまで出かけなくとも、裏山程度でもいいのですが、

まだ、下界は暑いこともあるので、標高1000mぐらいの山なら
6度も低いので、おすすめです。

9月に、私たちが今までに日帰りで歩いた山は……
熱海・玄岳、箱根・明神ヶ岳、大月・扇山、箱根・神山
箱根・滝見山行、大山から日向薬師、飯山観音から白山など。
いずれも、最後は”温泉”に入れるとこばかり。

まあ、ハダカの付き合いまではしたくなければ、
無理にはすすめませんが……





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# by shimasaan | 2017-09-17 05:51 | その他あれこれ | Comments(2)

3つのクマ鈴




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安達太良山行の前に購入したクマ鈴は、新聞の記事で知った東北の馬蹄メーカーが

作っているという堅牢で、美しいハーモニーを奏でる名品だったけれど……

(たしか7,000円ぐらいしましたが)

丹沢のバリルートを降っている時、谷に落としてお別れ。

尾瀬のマイナールートを歩くために購入したクマ鈴は、今年8月の焼石岳山行の

マイナールートの沢下りで、不用意に手から滝壺に落下してお別れ。

で、新規購入のクマ鈴は、北陸の職人が作っている逸品(のようだが未使用)。

なんでそんなにクマ鈴にこだわるの? ですって。

それはね……登山道の真ん中に、巨大なクマのフンを見たことのある登山者

にしかわからない、体験的恐怖感からなんです。





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# by shimasaan | 2017-09-10 05:36 | 山歩きの道具 | Comments(4)

東北の山を描く その2




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東北の山なみ 経塚山

経塚山と聞いて、すぐその場所がわかる人は、首都圏の人では、ごく稀だと思う。

岩手県の秘湯・夏油温泉から、日帰りで登れる山なのだけれど、

登り始めてしばらく行くと

途中の渓谷に、なせか橋がかかっていない?!

しかたなく登山靴を脱いで、スネの深さの流れを渡ったが………








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東北の山なみ 東焼石岳

秘湯・夏油温泉から、この山のマイナールートに入って、今日で4日目だけど、

まだ、ただ一人の登山者とも出会っていない。山道で出会ったのは、クマのフンだけ。

はたして、あの峰を越えて、今日中に下山できるだろうか……

という心配はありながら

女房は、人知れず咲き乱れる花々に心をうばわれ、

私は、空腹のあまりグーグー鳴るお腹がおかしくて、苦笑してしまった。






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# by shimasaan | 2017-09-07 05:52 | 山の水彩画 | Comments(6)

東北の山を描く その1 



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「沢下り」

まだ高校生だった頃、夏になると、丹沢の沢登りを楽しんだことはあるけれど…

この”沢下り”は、まさに予想外の展開。

これ、東北の山の、ふつーの登山道なんですから、

驚きというか……雨と滑るツルツルの岩底で、

女房はかなり苦戦していました。


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# by shimasaan | 2017-08-27 05:46 | 山の水彩画 | Comments(4)

なぜ焼石岳に、3泊4日で




さて、お盆休み山行なんですが…2ヶ月ほど前に

「今年は、どこへ行こうかな~」「どこへ行きたい?」

などと、話し合ってみたけれど。

8月中旬ともなると、キレイどころの高山植物は、あらかた終わって

いるし、さりとて、展望は良くても岩山のゴツゴツ歩きはしたくないし……



近くの本屋に行って、山の雑誌の最新号やムック版を見てみたら

どこも、北アや南ア北部や八ヶ岳などの特集ばかり。

ということは、山小屋はどこも満員に近いハズで、わざわざそんな状況

の時に、たとえおすすめコースであっても、行く気がしない。



で、ハッとひらめいたのは、東北の百名山以外の山。

で、東北と言ったら、やっぱり温泉でしょ。



どこかひなびた(?)温泉をベースに、マイペースで登れる山はないかなー

と、今度は図書館へ行って、

山渓発行の新・分県版ガイド「岩手県の山」「宮城県の山」「福島県の山」や

アルペンガイド「東北の山」などを借りてきて、見ていたら……



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ありましたよ、

秘湯・夏油温泉に泊まって焼石岳という、アラセブンの山歩きには

ピッタリのコースが。

奥さんに「夏油って書いて ”げとう”って読む温泉知ってた?」

と聞いたら、

「知ってるわよ、前にテレビでやってたから。一度行ってみたいって

思ってたとこ」

というので、ほぼ決定。


即、宿の手配とキップの手配を。

宿は電話を入れたら、東北人らしいのんびりした声で「お盆休みの頃なら

まだ空いていますよ~」とのこと。

でも、例の「えきねっと」の3割引きのキップは1ヶ月前からじゃないと

発売していない。

……で、1ヶ月前まで待って、IT予約しようとしたら…せこいJRは、

お盆休みの時期は3割引きのキップはグリーン車しかなく、

仕方なく普通車の1割引きキップを購入することに。



計画では、新幹線で仙台まで行って、

ローカルの東北本線に乗り変えて、松島などを眺めながら北上駅下車。

そこからのバスを調べたら……ええっ、夏油温泉までのバスは

紅葉の時季にしかなく、途中の村までしか行かない。

さりとて、タクシーで1時間近く走るのもなんだな~と思っていたら

「元湯夏油」の送迎バスが、1日1往復ありました。

で、結局1日目は、新幹線で北上駅下車。送迎バスで、温泉宿へ

直行ということになりました。



話は少し長くなりましたが、そーゆうことで、15日(火)~18日(金)は、

天気予報が4日間とも◎と●で、どーなるのか心配なんですが…

まあ、とにかく3泊4日で、東北の山に行ってきま~す!






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# by shimasaan | 2017-08-15 04:53 | 温泉宿泊まり山行 | Comments(6)

最近のビブラムは、滑りやすくなった?




先日、北八ッの帰路、小海線のローカル駅で電車を待っていた時、

あのガスと強風の中を、

ソロで主峰の赤岳から横岳をへて硫黄岳から本沢温泉にくだり、

日本最高所にある、例の登山道から丸見えの露天風呂に入ってきたという

神戸の中年登山者とお話をしていたら…



「最近のビブラムは、どうも滑りやすくなった気がする」

と言うんです。


さらにそのワケを、

「最近のビブラムは、以前より材質が硬くなった感じで、

摩耗しにくくなったのはいいけれど、その分グリップが弱くなって

いるんじゃないか」

と原因を指摘していました。



……そのことが、ず~と気になっていたので、

この前新靴を購入する際に、丁寧なアドバイスをしてくれたキャラバン

の担当者にメールで問い合わせをしてみました。


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以下は、問い合わせ内容と回答ですが、一部省略しています。

1.GKに使用しているビブラムは、どのモデルでも同一ですか?

⇒弊社ではモデルによって数種類のビブラム社製ソールを採用しております。

・『GK84』→「Foura EVO」
・『GK80』、『GK81M』、『GK82W』、『GK83』→「TSAVO」
・『GK10』→「MATON」
・『GK23』、『GK21』→「PREDATOR」
・『GK24』、『GK24GORETEX』→「S855」
・『KR_3R』、『KR_3RW』→「S855」


2.違うとしたら、どういう理由でモデル別にしているのですか?

⇒ビブラム社製ソールは数多くの種類がありますが、

ビブラム社はいわゆる推奨状況を設定しております。

(「トレッキング」、「アプローチ」、「アルピニズム」等)

弊社ではこの推奨状況や弊社製靴との相性等を鑑み、

採用ソールを決定しております。

なお、ビブラム社はWEB上で製品カタログを公開しております。
下記URLのサイトでご覧いただけますので、宜しければご覧ください。
ただし、日本語は無く、英、独、仏、伊語のみとなります。
http://eu.vibram.com/en/repair-customize/


3.ベテラン登山者の見解は、一般論として正論ですか?

⇒「一般論としての正論」という事ですと、靴メーカーの立場からは

申し上げ辛いお問い合わせとなります。

上記のカタログに掲載されておりますが、

ビブラム社のソールは

何十種類のパターンx多数のゴム硬度(ゴム硬度も何種類もあります。)の

組み合わせがあり、その組み合わせと路面の状態によって滑る感じは変わって

きますので、お使いになられた方が

「以前使用したものより今使用している物の方が滑る感じがする」

という主観をお持ちになられたのであれば、

状況によってはそれは間違っていないとは思います。

ただ、ご使用しているご本人様も昔の脚力とは違ってきているのも事実

だと思います。

なお、ヴィブラム社の日本法人の連絡先が上記サイトの上部にございますので、
宜しければそちらにご質問を頂ければ、
更に詳しい回答が得られるかもしれません。



でも、仮に、ビブラム社に問い合わせても、「当社の製品は、以前の

ものより、多少滑りやすくなっています」などという回答はするはずもないし、

私の感想では、

神戸の中年登山者が、どのようなキャリアを持っていて、そのような実感を

えたのか。また、今まで履いていたモデルと、最近履いているモデルが

同じビグラムであったのかどうかも不明なので、

結論的なことは言えません。



ただ、ちょっと心配なのは

その方(63才とういことでした)が、この夏休みに、

ソロで槍ヶ岳から~大キレット~北穂~奥穂~その先未定という縦走を

すると言っていたことです。

私は、そのコースは20代の頃に歩いただけなので、

はたして60代のソロで大丈夫(?)かな~と、思っているのですが……







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# by shimasaan | 2017-08-07 05:10 | 山歩きの道具 | Comments(4)

天気はコケたけど、コケ三昧の北八ッ





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海の日連休は、どの山も混みそうだったので

一週間はずして、去年悪天候で登れなかった「会津駒」へ

行くつもりで、檜枝岐のバンガローを予約してあったのに……



東北地方はツユ末期の大雨予報で、3日前に中止と決めて。

どこか、晴れ予報の山域はないかと探したら、

近場の八ヶ岳方面が良さそうだったので、即、山小屋に予約を入れて

2泊3日で行ってきましたが………

結果的に、すっかりダマされてしまいました。





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100人乗りの北八ヶ岳ロープウエーの、乗客はたったの4組8人





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晴れてたら、雨池峠から縞枯山、茶臼山経由で行くつもりが

ガスガスなので、トラバースルートに変更



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このルート、初めは濡れて滑りやすい木道が続いていたけれど、

後半は歩きやすいなだらかな下り坂。でも、結局麦草峠まで

誰にも出会いませんでした





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昔か~しから建っていた麦草ヒュッテ、いつも素通りしていたので

今回はここに一泊。土曜は混んでいたみたいですが日曜夜は

宿泊者12人で、お風呂があったのにはびっくりしました





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さて、翌日の天気予報も曇り、夕方からは雨。

でも、ラクして白駒池へでるのは山ヤとしてはヤなので、丸山を超えて

高見石で、池を見下ろせるかな?





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はい、まったくのホワイトアウトで、しかも強風で吹き飛ばされ

そうなので、すぐ撤退。でも、青苔荘の競艇狂い(?)の親父に

会いたかったので





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行ったら、ちょうど観光協会の人と打合せ中とかで、奥さんに挨拶して

から、今回山行の目的ピークともいえる「ニュウ」を目指して……





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この、湖畔の道は、それこそ「苔参道」とも言えそうな、

見事な、コケコケコケの道で、うちの奥さんなんて、コケをナゼナゼしな

がら、なかなか先に進みません…





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で、ニュウに到着したころから、突然ガスが晴れ始めて…

白駒池や佐久平が望めるように。しかし、風速10メートル以上の

強風で、岩陰でパンをかじってから先へ





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中山峠からミドリ池への下りは、出だしが超急降下




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3時過ぎ、いつもは通り過ぎていた「しらびそ小屋」に到着。

土曜の夜は、20名以上の宿泊者がいたようですが、この夜は

私たちを含めて、2組4人のみ





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夕食には、コケモモ酒の食前酒がサービスされ、よく歩いた

疲れを癒やすために、久しぶりの日本酒「佐久の花」も飲んでしまいました

窓際では、ウソの親子や日本リスちゃんも食事中




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翌日は、稲子湯まで登山地図では1時間10分の道を

花などを撮影したり、鳥たちのさえずりを動画録音しながら、

2時間オーバーで下山。これは、めずらしいダケカンバの林です






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そして、今まで時間がなくて入れなかった稲子湯にゆっくりと

つかって、10時10分発のバスで小海駅までは行かずに、

途中下車して松原湖駅へ。ローカル駅の雰囲気がたまりません




小淵沢から乗ったあずさの自由席にも座れ、リクライニングしながら

新宿駅着。ラッキーにも湘南新宿ラインにも座れて。

ガスや強風にたたられた3日間でしたが、ヒザ痛もおきずに

それなりに楽しい北八ヶ岳山行でした。







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# by shimasaan | 2017-07-27 05:46 | 山小屋泊り山行 | Comments(8)
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地図を読みながら、不安な両ヒザをだましだまし、血糖値を管理しながら、さらに緑内障の進行をくい止めながら、それでも楽しく山を歩きたい。


by shimasaan
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